最近、去年購入した、与沢翼さんの「お金の真理」という書籍を読んで見つけた言葉です。
これは、全ての日本人に心に強く刻んでほしい言葉です。
この記事がもし、与沢さんの迷惑になるようでしたら、すぐに削除したいともいます。
「お金の真理」を読んで
私は正直、与沢翼さんについていい印象を持っていませんでした。
情報商材を無知な人に売りつけて儲けているイメージがあったからです。
しかし、それは単純なイメージだけでしたし、与沢翼さんが実際に財を築き上げてきた事実は変わりません。それに、イメージだけで人の評価をしてしまうことは、自分にとっても成長を妨げる原因なので、お金の真理を購入してみて、その脳みその一部だけでも自分のものにしてみたいと思いました。
結果としては、この本を買ってよかったです。ある部分では、自分の考えを改めて強く持っていいことを確信しましたし、考えを新しくしなくてはいけない部分、つまり勉強になる部分がたくさんありました。
与沢翼さんの「現金一括で買えないものは、全て身分不相応」という真理
世の中のモノは、99%のモノがローンを組んでしまえば、月額に換算することで数万円になります。たとえそれが5000万円のモノだったとしてもです。
これによって、年収が1000万円程度の人でも、それらを自分で所有できると勘違いしてしまいます。
しかし、それは負債です。あくまでも、借金のうちにすぎず、その所有者は、自分以外です。所有者は別にあります。
年収10,000,000円の方が、5000万円の家を購入するためには、5年間の時間を有します。正確には、年収1000万円の手取りは、700万円ほどです。そこから、生活費をぬいて自分の可処分所得を算出すると。多くても500万円といったところでしょうか。
上記の計算で同じものを購入しようとすると、10年の年月を要します。
ここで、1年も待たずにローンを組んでこの商品を購入してしまった場合と、5年待って購入した場合、10年待って「身分相応」になってから購入した場合、どれくらい違うのでしょうか?
フルローンでの購入と、株式運用しつつ元本返済するハイブリッド型の比較
さすがに5,000万円を一括で現金購入するというのではなく、5000万円の資産を配当株に入れて、5%で運用したとします。同時に、5,000万円のローンを組み、同じものを所有した状態を作り出します。
両極端かもしれませんが、50,000,000円をフルローンで購入した場合と、上記のように株式で運用しつつ、同額のローンを組んだ場合で比較したいと思います!
*これは、現金一括購入と全額ローンの比較ではなく、ローンと同額を株式で運用しつつ、元本も返済していくスタイルの比較となります。
ローンの条件は、50,000,000円、金利は0.475%、35年ローンです。
衝撃的です。
自分で計算していて、何度も間違えたんじゃないのか?と思ってしまいました。
まとめ
これが、金持ちの思考とそうでないものの思考の違いか…というかんじです。
ローンを組んだ場合は、利息の支払い総額だけで、570万円。
(これが毎月の支払いに分割すると、12000円程度になるのが、今回の記事のミソですが)
株式運用した場合は、毎月プラス77,000になり、35年で8千万円強の利益となります。
5,000,000円の損失(利息の支払い)から、8千万円の利益になります。
以上、簡単ですが金持ちの思考と貧乏の思考の違いが、数十年単位でどのくらい差が出るのかを、極端ですが例を用いて比較してみました。