ライフコストを考える
極論ですが、わかりやすく節約マインドを考えるためにわざとやってます。。。
もくじ
今回は、節約に欠かせない「ライフコスト」について書きたいと思います。
ライフコストとは?
ライフコストは、家賃や食費ではありません。
家賃や食費などの固定費の他に、趣味や、習慣としてコストがかかるものです。
趣味や、習慣は全ての人に存在し、そこには少なからずコストが発生します。
それらすべてにかかるコストをトータルしたものが、ライフコストとなります。
ライフコストと節約
(手取りの年収)ー(ライフコスト)=本当の可処分所得
となります。
当然のごとく、節約をうまく付き合うためには、可処分所得を把握することはとても大切です。
ライフコストを知ることで、本当の年収がわかる
では、実際のライフコストを算出してみましょう。
例えば、年収が500万円だとします。
税金が引かれて、手取り年収は400万円となります。
次に、1か月でかかるお金を出していきます。
・家賃:6万円
・食費:4万円
・水道光熱費:2万円
・通信費(携帯・WI-FI):1万円
・日用品:1万円
・車(交通費):2万円
・勉強費:1万円
・交遊費(外食など):2万円
これらを合計すると、19万円になります。
19(万円)×12(ヵ月)=228(万円)
となり、1年間の支出は228万円とします。
手取り年収が400万円の場合、
400(万円)ー228(万円)=172(万円)
172万円が、(本当に自由に使えるお金)、投資や貯蓄に回せるお金となります。
(冠婚葬祭など、減少する可能性ももちろんあります)
つまり、172万円が本当の年収となります。
ここから、投資や貯蓄、家電や家具、美容などの自己投資などが使用できるということになります。
ライフコストを知ることで、本当の日給がわかる
では、年収172万円の人間の日給はいくらになるのでしょうか。
172(万円)÷365(日)=4,700(円)
となります。
つまり、4,700円が本当の日給となります。
ライフコストと節約(本当の日給を知ってから改めて)
ここまでは、年収500万円の人を例に挙げました。
年収500万円の人が、自分の日給っていくらなんだろうと思いついてライフコストを考慮せずに計算すると、
500(万円)÷365(日)=13,700(円)となります。
ここで、5万円の商品を買いたい!と思い立ったとします。
ライフコストを考慮していない場合、
5(万円)÷13700(円)=3.64(日)
つまり、3.64日の労働で、この商品が購入できることになります。
大切なのは、ここからです。
ライフコストを考慮した場合、計算式は次のように修正されます。
5(万円)÷(本当の日給:4700円)=10.6(日)
つまり、10.6日の労働で5万円の商品を購入することができます。
3.6日の労働で購入できる!と思っていた商品が、ライフコストを導入することで10日以上分の労働が必要になることになります。
すこし、商品を購入するのを踏みとどまりませんか?
ライフコストを導入しても、購入したい!と強く思う商品があるとするならば、それは「本当に欲しいもの」なんだと思います!