デルニューはインバース取引とUSDTどっちがいいか?
BYBITなどの海外取引所には、BTC/USDと、BTC/USDTという、同じBTCの取引でも大きく分けて2種類の取引先があります。
よくデルニューするのにはどっちで?と疑問に思われる方がいるのですが、どっちがおススメかといわれますと、
こんなもん決まってます。インバースです。
結論
・USDTが有効な場合→任意の通貨の資金調達率が0.02%以上である
・USDTが有効ではない場合→任意の通貨の資金調達率が0.02%以下である。
インバースデルニューのリアルタイム成績(1日遅れ)
理由
USDTでデルニューしようとすると、イメージとしてはこんな感じ。
(資金が1000万円)
①500万円のBTC現物を購入。(GMOでもBYBITでも取引所は関係ない)
②残りの500万円分のBTC/USDT(BTC/USDではありません)USDT無期限を海外取引所でレバレッジ1倍ショート(ポジション総額は500万円)
500万円の現物をもって500万円分のショートを持っているのだから、これってデルニューできてるよね?見かけ上はデルニューになります。そしてデルニューにはなってますが、以下に説明するリスクがあります。
この時点では、500万円分のポジション資金調達率分の金利が付与されますね。
まず、インバースデルニューしてれば、そのままそっくり1000万円分のポジションの資金調達率分の金利が付与されるため、「USDTでデルニューとインバースでデルニューでは、資金効率が2倍違う」という結論が出ます。
つまり、パフォーマンスとしてはUSDTでデルニュー<インバースでデルニュー
ということになります。その差は2倍。
しかし、ここで終わりではないのがUSDTのデルニューです。
注意すべきなのは、BTC担保ではなく、USDT(ドルのような仮想通貨)でレバレッジ1倍のショートをしているということです。
海外取引所の方のポジションは、BTCの価格が2倍になればロスカットされます。
つまり、海外取引所のポジションは高リスクな状態にさらされているということです。(もちろん、現物を保有している口座ではロスカットは起こりません、現物なので。)
例えば、仕事している間や寝ている間にBTCが2倍になったりすると、ロスカットされて500万円がなくなります。
では、なぜUSDT建てのデルニューをやる人がいるのかについてです。
それは単純に「インバースの方よりも金利がいい期間、状態があるから」です。
以下に例を出して説明します。
例)
同じ資金調達率で比較すると、確かにUSDT建てのデルニューは資金効率が半分になってしまいます。
しかし、インバースの資金調達率が0.01%であるのに対し、USDT建ての資金調達率が0.03%だったらどうでしょう。
USDT建てでデルニューすると、「(資金効率を考慮して)0.015%の金利を受け取りつつ、デルニューなのでリスクは極小」という状態を作り出せます。
もちろん、上記で説明したようなロスカットには注意が必要ですが、放置せずにしっかり管理できる方であれば、問題はないはずです。
まとめ
さいごに、USDT建てのデルニューのメリットとデメリットについてまとめます。
メリット
金利の状況によっては、インバースよりも資金効率がいい。
(資金管理がきちんとでき、手数料やその他の手間を惜しまずにできる人)
デメリット
手間がかかる。
ロスカットの可能性が少しだけある。
以上!
初心者にはやっぱりインバースがおススメ
・手間いらず
・資金効率がいい
・利回りも悪くない
BYBITの登録はこちらから
取引所はバイビット
口座開設はコチラからどうぞ(自動で日本語に翻訳されるので安心してください)
紹介コードは【27331】←ボーナスもらえます。