もくじ
- 手取り40万円の同棲カップルの家賃
- 家賃は収入の30%が目安は正しいのか
- 本当の適切な家賃は、18~20%
- 年収が高くなるほど、手取りに対する家賃の割合は小さくなっていくのが正解なのではないでしょうか?
- 「節約は自由を買う行為」である
- まとめ
手取り40万円の同棲カップルの家賃
家賃:5万円(+駐車場5000円・管理費3,000円)計58000円
我が家は浅築(築5年以内)で、1LDK(60㎡)、その他魅力的な設備があり、この値段で家賃を支払っております。
特定されてしまうと怖いので、あまり詳しく書けないですがね…。
手取り(40万円)に対する家賃の割合は、15%程度となっています。
家賃は収入の30%が目安は正しいのか
はっきり言って30%は高すぎると感じています。
私は一人暮らし時代、家賃33,000円のところに住んでいました。
当時の手取りは、250,000円。手取りに対する家賃の割合は、13%です。
現在の状況よりも安い家賃で生活していました。
ただし、家賃が30,000円を下回る物件では、かなり物件の状態が悪いことも否めないのです。
文化的な生活を送るのに必要な家賃の最低額が、30,000円であると仮定します。
手取りが15万円の方にとっては、手取りに対する家賃の割合は、20%。
手取りが20万円の方にとっては、手取りに対する家賃の割合は、15%。
手取りが25万円の方にとっては、手取りに対する家賃の割合は、12%。
本当の適切な家賃は、18~20%
そんなの無理だ!と思っている方はちょっと待ってみてください。
物件探しをする際、手取りに対する家賃の割合は、18∼20%で絞って検索してみてください。
家というのは、賃貸や戸建に関わらず、①水道光熱費や、②NHK受信料、③光回線使用料などの固定費が必ずかかってきます。
これらの固定費を考慮すると、手取りに対する家賃の割合を30%に設定して物件を探してしまうと、手取りの40%程度が家関係の出費として毎月差し引かれていくことになります。
これでは、資産形成の大きな足かせになってしまいます。
年収が高くなるほど、手取りに対する家賃の割合は小さくなっていくのが正解なのではないでしょうか?
これは欠乏マインドに基づく考え方です。
例えば、
月収20万円の収入の方が、手取りの30%の家に住もうとすると、家賃は6万円です。
月収40万円の収入の方が、手取りの30%の家に住もうとすると、家賃は12万円です。
同じ地域や条件で物件を検索すると、だいぶグレードが変わってきます。
家族構成や、生活スタイルが変わらない限り、同じ家賃で生活することを推奨します。
だからといって、死ぬまで節約を続けろと言っているのではないです。
以下に、その根拠を書いていきます。
月収40万円になっても、家賃6万円の家に住めば、手取りに対する家賃の割合は、15%になります。月収が20万円の時代よりも、割合は下がっていますね。
残った生活費は、このブログで紹介している投資先へ投資し続けてみてください。
もちろん、このブログの投資先ではなくとも、一般的な高配当株投資や、インデックス投資でも十分です。
数年続ければ不労所得だけでその家賃を支払えるようになっているはずです。
そうやって、バケツにたまったお金が次第にあふれ出てくるようになります。
そのあふれ出たお金こそが、「自由に使えるお金」となり、浪費に向けられる資金となります。
「節約は自由を買う行為」である
節約とは、お金を使わないことです。
お金を使わないことはつまり、何も買えないということです。
本当にそうでしょうか。
本当に何も買えないのでしょうか。
確かに、モノや経験は手に入りません。
しかし、コツコツ続けた節約は、いつか、時間となってあなたに恩返しをしてきます。
したくない仕事、嫌いな上司、満員電車、早くの起床、夜勤、全てから私たちを解放してくれる唯一無二のアイテム、それが「時間」です。
リアルタイムでは体感しにくいですが、節約をすることで確実に自由を購入しています。
自由の購入単価は、私たちそれぞれの生活スタイルに依存します。
節約をすることは、自由の購入単価を下げる行為でもあるので、自由な時間をより多く購入することに直接つながります。
まとめ
この記事では、私が考える「本当に適切な家賃は手取りの何%なのか」についてや、節約の大切さについて書きました。
参考になった方や、同じ考えの方がいましたら幸いです。